出演能楽師:近藤乾之助
シテ方宝生流。1928年生まれ。父,近藤乾三に師事し、1933年、5歳で『鞍馬天狗』で初舞台。
その後、宝生英雄、宝生九郎、野口兼資に師事。初シテは18歳で『吉野静』。
1972年に重要無形文化財「能楽」総合指定保持者となる。
芸術選奨文部大臣賞。紫綬褒章。日本芸術院賞。観世寿夫記念法政大学能楽賞。
旭日小綬章。エクソンモービル音楽賞。など多数受賞。
これまでの演目として、奥伝 11 番、別伝の『翁』『道成寺』、三読物の『勧進帳』『起請文』『願書』のほか、三老女の『檜垣』を素謡で、『姨捨』を能で演じ、また『関寺小町』を番囃子にて宝生流では101 年ぶりに公演。
絵画、文楽、洋楽、映画、朗読など様々な分野にも通じるほか、動物好きでも知られる。
切り絵:小栗順子
国立天文台司書。
今回は御好意により、チラシに切り絵を使わせて頂きました。